税理士の櫻井瞳です。
突然ですが子育て中の皆さん、ゲームセンターには遊びに行かれますか?
大型スーパーなどに併設するゲームセンター。
私の子供も通るたびに「行きたい!」と言います。
ゲームセンターでのお金の使い方について、最近私が実践している方法を書いてみます。
わが家のゲームセンターでのルール
- 子供にお財布ポーチ(半透明のもの)と500円を渡す
- 500円の範囲内で子供に自由にゲームさせる
- 500円を使い切った時点でゲームセンターを出る
意識しているのは「500円の中でやりくりすること」と、「親が使い道になるべく干渉しないこと」です。
この方法を取り入れて良かった点をご紹介します。
良かった点① 考えてお金を使うようになった!
最初は戸惑っていた子供ですが、500円をどう使うのか、自分なりに戦略を立てて使うことができるように!
「今日は〇〇で200円使って~、そのあと△△でお店屋さんして(100円)、□□でバスに乗ろうかなあ~(200円)」など、
ゲームセンターに向かう道中で資金計画を発表してくれるようになりました。
どのゲームが何円で遊べるのかも大体把握しているようです。
限りあるお金の使い道を自分で考えられる力、とても大切だと思っています。
良かった点② 終わると帰ってくれる!
以前は帰り際に「もっと遊ぶ!もっとお金ちょうだい!」と泣いてしまって帰ることができず、しょうがないなと小銭を渡して
しまうこともありました。
500円定額制度を取り入れてからは、ゲームが終わると「終わった。行こっか」とすんなり帰ってくれることも増えました。
※うちの子供の場合です。お子さんによって合う、合わないはあるかと思います。
良かった点③ 親の気持ちに余裕が持てる!
以前は「いつまでゲームするのかな」「今日はいくらお金使ってしまうんだろう」と思うことが多かったですが、
500円以上は使わないし終わったら帰るよねー、と、気持ちに余裕が持てるようになりました。
良かった点④ お金の使い方に自信が持てる!
帰宅途中に「今日は200円ゲームを2回、100円ゲームを1回できたね」「考えてお金を使えていたね」など、
その日のお金の使い方を振り返り、褒めるようにしています。そうすると得意げな顔をしています。
親に干渉されず自分で考えて使う練習を重ねると、だんだん自信がつくようです。
なぜ金額が500円か?
1回決めた金額を継続する方が親も子もわかりやすいかなと考えたからです。
子供も、500円という金額をどう使うかという戦略を考えるのが楽しいようです。
500円あると100円のゲームなら5回、200円×2回+100円が1回、など、お金の使い方の組み合わせに
バリエーションを持たせることができます。
これはあくまでもわが家の場合ですので、それぞれのご家庭に合った金額に設定されるといいと思います。
お財布ポーチについて
お財布のタイプですが、長方形で半透明のカードなども収納できるものを使っています。
半透明タイプだと子供もお金を探しやすく残額を把握しやすいです。また、ゲームをクリアすると景品でカードを
もらえることもあるので、カードを収納しやすいというのもポーチ型がおすすめな理由です。
何歳からできそう?
ある程度会話で意思疎通ができる、5歳前後のお子さん~に向いている方法かなと思います。
わが家も下の子はまだこの方法を試していません。小学生以降になったら金額の決め方などルールを更新していくかも
しれませんが、未就学児のうちは500円定額制でやってみようかなと考えています。
もっとお金ちょうだいと言われたら?
私の場合ですが、本当に500円しか持っていかないのでお金を追加であげられないようにしました。笑
子供も「ママは小銭を持っていない」とわかっているので、
諦めてくれます!笑
以上、わが家のお金のルールについて紹介しました。
私は最近、「ゲームセンターはお金の教育の場」だと考えることで、私自身も楽しんで付き添いできるようになりました。
キャッシュレス化が進み、現金で支払いをする場面も以前より減っています。そんな中、現金を子供が自ら考えて使う練習の場として
ゲームセンターは最適の場だと思います。
周りの家族連れを見てみると、帰りたくないと大泣きしているお子さんや、しぶしぶお財布から小銭を渡す親御さんの姿が
見受けられました。お悩みの方がいたら、500円定額制をおすすめしたいです。
お読みくださりありがとうございました。

税理士の桜井瞳です。
秋田県能代市出身。大学進学と同時に東京に上京、20代は東京で過ごし30代目前に夫と共にAターンしました。
現在は祖父が開業した税理士事務所で所属税理士として働いています。
子供2人を育てるママ税理士です。